那覇市議会 > 2020-06-16 >
令和 02年(2020年) 6月16日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-06月16日-01号
令和 02年(2020年) 6月16日教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)-06月16日-01号

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  1. 那覇市議会 2020-06-16
    令和 02年(2020年) 6月16日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-06月16日-01号


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    最終取得日: 2021-05-01
    令和 02年(2020年) 6月16日厚生経済常任委員会厚生経済分科会)-06月16日-01号令和 2年 6月16日厚生経済常任委員会厚生経済分科会厚生経済常任委員会厚生経済分科会)記録                        令和2年(2020年)6月16日(火) ─────────────────────────────────────── ●開催日時  令和2年(2020年)6月16日 火曜日 開会 午前10時00分                    閉会 午後1時00分 ─────────────────────────────────────── ●場所  議会会議室 ─────────────────────────────────────── ●会議に付した事件  予算分科会 1 議案審査  (1)議案第67号 那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について  (2)議案第72号 令和2年度 那覇市一般会計補正予算(第3号)中関係分  (3)議案第75号 令和2年度 那覇市一般会計補正予算(第4号)中関係分 2 議員間討議
     常任委員会  (1)議案第76号 工事請負契約について(第一牧志公設市場建設工事(建築))  (2)議案第68号 那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について  (3)議案第69号 那覇市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について 2 議員間討議 ─────────────────────────────────────── ●出席委員  委 員 長 前 田 千 尋   副委員長 吉 嶺   努  委  員 永 山 盛太郎  委  員 平 良 識 子   委  員 上 原 安 夫  委  員 喜舎場 盛 三   委  員 桑 江   豊  委  員 奥 間 綾 乃   委  員 上 原 仙 子 ─────────────────────────────────────── ●欠席委員 ─────────────────────────────────────── ●説明のため出席した者の職、氏名  当 山 浩 子 市民文化部参事ハイサイ市民課長  大 城 敦 子 市民文化部文化財課長  国 吉 真 永 健康部副部長兼保健総務課長  知 念   功 健康増進課長  岸 本   敦 生活衛生課長  高 宮 修 一 経済観光部副部長  町 田   務 商工農水課長  宮 里   仁 まちづくり協働推進課長  平 良 有 司 まちづくり協働推進課副参事  赤 嶺 文 哉 観光課長  武 元 清 一 なはまち振興課長  狩 俣 輝 夫 なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長  崎 濱 秀 司 国民健康保険課長 ─────────────────────────────────────── ●職務のため出席した事務局職員の職、氏名  又 吉 明 子 調査法制課長  佐々木 優 佳 議事管理課主査  宮 城 勝 哉 調査法制課主幹 ───────────────────────────────────────                               (午前10時 開会) ○委員長(前田千尋)  おはようございます。  委員会を開会する前に御報告いたします。  新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、密閉、密集、密接を防ぐため、審査中も扉を開けたままにすること、執行部及び委員の席も間隔を空けていること、執行部の説明員は必要最小限の出席としていること、以上の対策を行っております。  委員会各位の御理解、御協力をお願いいたします。  委員会を開会する前に、本日の出欠状況について御報告申し上げます。  委員会定数10人中、出席9人となっております。  以上、御報告申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の厚生経済常任委員会・分科会を開会いたします。  初めに、去る6月1日付で吉嶺努委員より議長へ委員会所属変更申出書が提出され、本委員会へ所属変更となっております。また、同日付で下地敏男委員より議長へ委員会所属変更申出書が提出され、教育福祉常任委員会へ所属変更となっておりますので御報告いたします。  また、現在副委員長が欠員となっておりますので、これより副委員長の互選を行います。  互選の方法についてお諮りいたします。  副委員長の互選は、指名推選あるいは投票により行うのか、休憩をして協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  それでは、休憩中に協議いたしましたとおり、副委員長の互選は指名推選の方法により行うことにいたします。  桑江委員。 ◆委員(桑江豊)  副委員長に吉嶺努委員を推薦いたします。 ○委員長(前田千尋)  ただいま、桑江豊委員より、吉嶺努委員を本委員会の副委員長に指名がありました。  ただいまの指名に御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認めます。  よって吉嶺努委員が本委員会の副委員長に当選されました。  吉嶺努副委員長、副委員長席にお着きいただき、御挨拶をお願いいたします。 ○副委員長(吉嶺努)  ただいま御指名をいただきました吉嶺努です。  謹んでお受けいたします。  若輩者ではありますけども、どうぞ御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  ありがとうございます。一緒に頑張りましょう。 (拍 手) ○委員長(前田千尋)  それでは、席次の指定について、休憩して協議したいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  席次につきましては、休憩中に協議しましたとおり、ただいま着席されているとおりいいですか。  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  席次につきましては、休憩中に協議しましたとおり、ただいま着席されているとおり指定することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、さよう決しました。  初めに、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に案を配付しておりますので、休憩をして協議いたしたいと思います。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  今定例会の審査日程については、休憩中に協議したとおり進めることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  御異議なしと認め、そのように決定いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【予算決算常任委員会厚生経済分科会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。
     これより、厚生経済分科会の審査に入ります。  議案第67号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当山浩子ハイサイ市民課長、説明をお願いいたします。 ◎市民文化部参事ハイサイ市民課長(当山浩子)  ハイタイ、おはようございます。ハイサイ市民課の当山でございます。  本来であれば、市民文化部副部長の儀間が同席することになっておりますが、現在特別定額給付金室へ出向しているため参加することが難しく、市民文化部においては、同委員会、各課長で対応させていただきたいと思います。議員の皆様の御理解のほどよろしくお願いいたします。  それでは、早速ですが、議案第67号、那覇市手数料条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を説明いたします。  行政手続における個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、個人番号の通知カードが廃止されることに伴い、当該通知カードの再交付に係る手数料の規定を整備するためでございます。  以前にも説明申し上げましたが、4年前に全国民にこういうぺらぺらの通知カードというのが交付されております。この廃止に伴うものでございます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。 ◆委員(桑江豊)  ちょっと休憩して。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  質問ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  すみません、1点だけ。  このカードは住所が変わらない限り使用できるというふうに聞いたんですけど、そういう期限もあるんでしょうか。使用期限とか。 ○委員長(前田千尋)  島袋晃副参事。 ◎ハイサイ市民課副参事(島袋晃)  廃止はされていますけれども、住所とか氏名とか変わらない限りは有効なマイナンバーカード、示す書類としては有効で期限もございません。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第72号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第3号)中、市民文化部文化財課関係分についてを議題といたします。  大城敦子文化財課長、説明をお願いいたします。 ◎文化財課長(大城敦子)  おはようございます。  それでは、令和2年度一般会計6月第3号補正の文化財課関係分について御説明いたします。  今回の補正は、歳入・歳出予算ともに、国宝「琉球国王尚家関係資料」修理事業に係る国、県補助の確定、助成金の決定による増額補正でございます。  この事業は、平成18年に国宝に指定、令和元年に追加指定されました文書1,207点を含む琉球国王尚家関係資料を次世代に継承するとともに、公開・活用するため、国、県の補助を得て修理する事業でございます。  まず、歳入予算について御説明いたします。お手元に配付いたしました資料に沿って御説明いたします。資料の2ページ目を御覧ください。  15款国庫支出金であります。細節が国宝「琉球国王尚家関係資料」修理事業への国庫補助金が1,760万円に確定したことにより400万円の増、16款県支出金、同修理事業への沖縄県の補助金が96万9,000円に確定したことによる72万9,000円の増額、21款の諸収入は、同修理事業への住友財団の助成決定による100万円の増でございます。歳入予算は572万9,000円の増額補正となります。  次に、歳出について御説明いたします。同ページの下の部分です。  総務費の事業06国宝「琉球国王尚家関係資料」修理事業で500万円の増額補正となっております。当初、補正前は尚家文書12点の修理を予定しておりましたが、補正後は事業費の増額に伴い2点増やすことができ、今年度は14点修理する予定でございます。  なお、修理事業は平成21年度から継続して行っており、昨年度までに408点の修理を終えております。  以上が、文化財課第3号補正の概要でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  お疲れさまです。  尚家関係資料の修理事業、継続して長年取り組まれて、敬意を表したいと思います。  今度は、当初12点が14点になったということと、政策説明資料で、昨年が61点で合計408点の修理が終えたということなんですけども、今現在残り何点修理が必要な国宝があるのか、そしてあと何年ぐらいこの修理事業かかるのか、まず伺います。 ○委員長(前田千尋)  外間政明文化財課主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  今の御質問にお答えします。  1,207点の予定がありまして、408点、現在済んでおりますので、差額約800冊の修理になります。それに関しまして、修理業者に見積りを取っていただきましたところ、あと13年から15年の事業計画を見ております。これは、当初予算で1,200万円を予定しての13年から15年でございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  本会議でもやりましたけれども、提案させていただきましたが、今回首里城火災に伴って、首里城の再建に当たって、とりわけ30年前の復元においても、古文書が発見されたことによって復元が進んだということを伺っておりますので、高良倉吉先生が見つけて、尚家の方から見つけて、それが今結果的に那覇市に寄贈されて収蔵されているわけですけれども、今後残された800冊の中から、今回の首里城再建に当たって、ハードだけではなくてソフトの事業も再建していく必要があると感じておりますので、そこはやはり優先順位をつけて早めに修理事業に付していくべきだろうと考えておりますけれども、どのような取組というか、計画というか、考えをお持ちですか。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  今の件に関しまして、首里城関係の資料については、既に製本等を行って公開のほうに付していますが、崩し字等で一般の方が読めない状況にございますので、こちらの職員等々で解読しながら、解説会等を行うなり、市民にこういった形で首里城が復元されたよとか、当時の首里城の再建工程はこういう形だったよというような解説会等を持ちながら、広く皆さんに首里城の再建の感じを知っていいただきたいと思っております。  刊行事業等に関しては、こちらは予算等の兼ね合いもございますので、今後の予定というのはまだ立てづらいところですけど、解説会等は博物館の事業等でも行いますので、そちらについては、今後事業の中で取り組んでいきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今の御答弁で、首里城関係については全て修復が、修理が終わっている。 ◎文化財課主幹(外間政明)  修理はまだです。 ◆委員(平良識子)  修理はまだ? ◎文化財課主幹(外間政明)  はい。修理はまだです。  製本はできているので、今はすぐにはしなくていいだろうという判断で、今年破損が大きいものを14冊持ってきています。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  ごめんなさい。確認しますけれども、首里城関連の古文書は、まだ修理されてないのがどのくらいあるんですか。  どのくらいあるというか、800点か。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  首里城関係の文書は、こちらに今現在3点ございまして、中城関係のものが3点ございます。中城関係に関してはちょっと修理が必要なんですが、首里城に関しては急いでの修理は今のところないので、今年度は修理が必要なものから進めている状況です。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今回、新・首里杜構想が計画としてできる中で、県としても中城御殿の復元、そして円覚寺、そして那覇市がずっと要求している御茶屋御殿、その関連する文書の修理をまず早急にしていかなければならないと思いますけれども、いかがですか。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹
    文化財課主幹(外間政明)  その辺は文化庁とも調整しながら、文化庁としては修理が必要なものを優先的にという御意見だったので、今回そういう形で、先に追加指定された41点の資料が非常に状態が悪かったもんですから、そちらを優先しておりますが、首里城関連に関してはまだまだ大丈夫だろうと思っていたところもありますので、その点は文化庁とも調整しながら進めていく考えです。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  ぜひ文化庁と連携して調整していただいて、これらの関連施設の関連する文書についても修理をして、そして活用していただきたい。  そしてもう1つ、修理しただけではなくて、市民、県民に広くそれを活用してもらうということが今後大事なことであります。何が書いてあるのかというのが分からなければ活用できませんので、刊行事業として現代語訳してやるべきであるという、その事業もぜひ併せて今後取り組んでいただきたいのですが、どのように考えてますか。 ○委員長(前田千尋)  大城敦子課長。 ◎文化財課長(大城敦子)  それも予定としてやっています。  刊行事業が間に合わないものに関しては、先ほど外間が述べたように、企画展とかギャラリートークというような形で勉強会として使わせていただきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  終わります。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうも御苦労さまです。  この修理補修の事業は、全て県内でできます?  専門家は全部県内にいらっしゃるんですか。それとも、品によってはどこか注文することはありますか。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  現在、沖縄県にはこういった文書の修理をするのは2業者ございますが、国宝に指定された文書は文化庁の指導監督がございまして。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。 ◎文化財課主幹(外間政明)  確かな技術者がいるところ、そして防犯・防火体制を整えているところというところで、現在国宝、重要文化財の修理は、基本的には東京国立博物館京都国立博物館奈良国立博物館九州国立博物館東京文化財研究所というこの5つの施設で行われています。  ですので、尚家資料は国宝に指定されておりますので、沖縄から比較的近い九州国立博物館、そこに工房も有しております業者に修理を委託している状況です。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  なるほど。  これは文書から絵画なんかもありますか。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  尚家資料には絵画は含まれておりませんので、文書資料だけです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  分かりました。  結構です。ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  お疲れさまです。  さっきの平良委員のも含めて2点。1つは、当初予算で1,700万円あって12点、500万円増で2点、何か数字的に少ないなというのが1つと、もう1つは、先ほど早急に修理を、本当に急がないといけないのがまだいくつあるのか、その2点ちょっと教えてください。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  確かに500万円増えて、12点から2点増えて14点という数字は、昨年までの61点に比べると非常に少ない感じではありますけど、平成30年に寄贈いただきました尚家文書がありまして、そのうち41点が昨年追加指定になりました。  この文書41点が非常に状態が悪いということで、文化庁と調整しまして、こちらのほうから早めに修理したほうがいいんじゃないかということで今やっております。  この41点、1点500丁、いわゆる500ページとか厚い状態で、那覇市に寄贈されたときにこういう状態で入ってきて、これは修理途中だったんですね。既に修理途中のものが来まして、今回改めて修理し直さないといけないということで、手がさらに加わるということで、業者さんのほうから修理単価が上がるということで、今回ページ数が多いというものと、修理をし直さないといけない、手間がかかるという点で修理単価が上がってございます。  ですので、今回500万円上がっても2点、2点と言っても750ページ分ございますので、それをやり直すということで人件費等々膨らんだ経緯がございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  もう1点ある。 ○委員長(前田千尋)  ごめんなさい。もう1点。  外間政明主幹。  あとどのくらいあるのか。 ◆委員(永山盛太郎)  今のようなもので、早急にやらんといけないのが。 ◎文化財課主幹(外間政明)  追加指定になった41点、全てこういう状況でして、この41点を3~4年かけてまずやろうというところで今文化庁とは調整しておりますが、先ほど平良議員からございました首里城関連の資料もありますので、その辺は少し組み合わせながらやっていきたいとは考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今見るとかなりひどい状態なんで、2~3年と言わず、それをするために、例えばこれを一気にやろうとしても人手が足りないのか、できるところがないのか、そんなのはあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  業者さんに、昨年度61点という数字を受け入れていただいたんですが、基本的には現在修理予定金額は決まっておりまして、ほぼ1,700万円から2,200万円、最近は2,200万円でずっと修理をお願いしているところなんですが、修理工程が比較的単純なものは冊数がその分多くなります。  昨年度61点やったときに、こちら側が修理監督で業者とやるときに、数が非常に多くて全部見きれないという状況もございまして、1年間に修理をするのは50点前後がマックスなのかなというふうに業者さんとはお話しさせていただいております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  単純にお金をかければ、もっと急いで増やすことはできるの? ○委員長(前田千尋)  外間政明主幹。 ◎文化財課主幹(外間政明)  そうなりますと、向こうの業者の対応が、いわゆる人工の問題がございまして、技術者をどれだけ養成するかという、すぐ連れてきて、はい、あんたやってというような形にはなりません。  この技術は数年かけて養成されていきますので、その人のいわゆる養成具合にもよるかと思いますが、お金をかけて、じゃすぐやってよというところは正直難しいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  大切なもんなんで、できれば早めに修理できるように努力していただきたいということだけ要望をしておきますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)
     再開いたします。  次に、健康部保健総務課関係分につきまして、国吉真永副部長兼保健総務課長、説明をお願いいたします。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  ハイサイ、保健総務課ヤイビーン。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。  令和2年度一般会計補正予算(第3号)中、保健総務課分について御説明いたします。  健康部説明資料の1ページ目をお開きください。最初に歳入について御説明さしあげます。  1番、感染症予防費は4,096万5,000円を増額補正するものです。歳出で御説明する新型コロナ関係感染症予防事業費に充当するもので、補助率は補助対象経費の2分の1となっております。  続きまして、歳出について御説明さしあげます。2ページをお開きください。  1番、病院事業運営費負担金(那覇市立病院建替事業)は、予算現額8,059万1,000円を全額補正減とするものです。  病院事業運営費負担金(那覇市立病院建替事業)は、新年度予算編成時に、運営費負担金を建て替えに係る部分とそれ以外の部分に分けて計上しておりましたが、最終的に病院事業運営費負担金として一本化いたしました。その際、本事業自体を削除すべきでしたが、誤ってそのまま二重計上の形で残ってしまったことから、今回その全額を補正減とするものです。大変申し訳ございません。  2番、感染症予防事業費は9,075万2,000円を増額補正するものです。  新型コロナウイルス感染症対応として、時間外勤務手当882万2,000円、PCR検査の保険適用分に係る診療報酬の審査及び支払事務手数料として30万9,000円、PCR検査の救急告示病院や民間検査機関への検査委託料、那覇市医師会への採取センター運営委託として8,162万1,000円の増となっております。  御審議のほど、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  病院事業運営費負担金のところですけども、本来予算計上であり得ないことだと思いますけど、なぜ重複していることに気づかなかったのかということと、あと今後こういうことが起こらないような対策について伺いたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  当初、先ほど申し上げましたように、建て替え分とそれ以外の分ということで2つに分けて計上したほうがいいんじゃないかということで計上しております。それについて最終的に一本化すべきという形で一本化したところですが、その際にこちらとしてはゼロという形で考えていたんですが、誤ってそのまま査定があったものですから、それに気づかずに現状として予算が残ってしまった形となってございます。  今後、予算計上におきましては、各所管課のほうできちんと確認をしながら進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今後気をつけていただきたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ごめんなさい。  PCR検査というのが、いまいちちょっとよく分かってないんで、ちょっと教えていただきたい。  このPCR検査、1件についていくらぐらい費用がかかるのかと、検査した人なんかは自己負担があるのかどうか、まず教えてください。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  1件当たり1万8,176円となってございます。  検査した本人につきまして負担があるのかということなんですが、行政検査としてやった分については全額公費負担となっております。  あと、保険適用になった場合には、保険適用分は当然保険のほうが適用されて、残りの差額分、例えば国保であれば3割分になるんですが、その分についても、保険適用外の部分につきまして、これは公費負担となっておりますので、どちらにしても本人の負担はないということになってございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  最初の頃は検査数が、やるところが少ないということだったんだけど、今後外部、東京なんかにも送っているという話聞いたんですけど、今後、要は今から来る第2波とかそういったときに、県内でそういったPCR検査をしっかりできるような体制というのは取られているんですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  現在、沖縄県の衛生研究所のほうに従来検査委託をしていたんですが、それ以外に県外の専門の業者さんが2か所ほどございます。あと琉大病院とかでもやっておりますので、数にもよりますが、前回に比べれば対応は広くなっているのかなと考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  分かりました。  以上です。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  いいですか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  お疲れさまです。  感染症予防事業、同じPCR検査についてなんですけれども、とりわけ那覇市においても那覇市医師会と連携をしてPCRセンターを独自で設置できたことを、まずは敬意を表したいと思います。  クルーズ船バースのところにPCRセンターを設置しているわけですけれども、その開始日と閉じた日、何日間営業できたというか、稼働できたのか、まず伺います。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  開始をしたのが5月13日、最終が5月29日の計7日間となっております。 ◆委員(平良識子)  うん? ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  毎日ではなくて、月、水、金とかでやっているものですから。  そのうち1日は、台風接近のために当初予定していた分が急遽キャンセルになっておりますので、8日間の予定のものが7日間ということになっております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  なるほど。  じゃこの7日間のうちに何検体対応されましたか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  42検体検査をしております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  今後なんですけれども、再流行が起きた際にまた当該地においてPCR検査ができるセンターを再設置するのかどうか、あるいはする際の基準等をどのように内部で考えていらっしゃいますか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  今回の第1波のものを踏まえて、医師会さんのほうとは、もし発生した場合には必要に応じてセンターを立ち上げるということで調整をしているところでございます。  ただ、場所の問題がございまして、バースのほうは、今はクルーズが止まっているもんですから場所がすぐ使えたんですが、流行の時期によってはバースが使えないこともあり得るのかなというのがちょっと懸念材料でございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  那覇市がスタートできたのは5月13日ですけれども、存じ上げているのは、医師会もかなり早い段階で那覇市で設置するということで動いていらっしゃったと思うんですが、しかしながら、那覇市に関しては場所の課題があって、非常に混迷をしてこのバースに来たということがあったと思うんですけども、次の再流行になったときに、バースが使えない場合にどこに設置できるのかということも含めて、今から想定して準備をしておく必要が、いくつか場所を設定して進めておく必要があると思いますけれどもいかがですか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  御指摘のとおり、複数の場所を候補として考えていかないといけないのかなと思っております。それも今から医師会等含めて調整していきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  しっかり今から調整してください。  以上です。
    ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうも御苦労さまです。  政策説明資料によりますと、新型コロナウイルス感染症についての対応のために、今まで行っているHIVとか肝炎の即日検査、それから夜間検査、これが今休止しているとありましたけれども、これは今までは1日大体何人の方の検査やってましたか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  これも隔日になっておりますが、1日当たり10人という形で予約を取っているところです。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ということは、やっぱりあれですか。どれぐらい新型コロナウイルス感染症の対応が続くか分からないですけども、休止中がずっと続くと何らかのあれを見逃してしまう、肝炎とか。肝炎だったら大丈夫か。  HIVとか、そういった影響というのはどういうふうに考えてますか。休止になることによる影響。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  どうしても検査ができないことによっての弊害というのはあるだろうと考えております。  6月1日から毎週木曜日と金曜日については再開をしてございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  そうですか。はい分かりました。結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  病院事業債に関してなんですけども、重複理由、一本化するというお話でしたけれども、今後出てくる経費の対応としては、もう一本化されているからこういった間違いは起きないという理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  国吉真永副部長。 ◎健康部副部長兼保健総務課長(国吉真永)  一本化されておりますので、もうこういった形の誤りはないだろうと認識しております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  政策説明資料の中でも確認できるんですけど、独立行政法人のほうの財源措置に関してなんですけども、事業経費として今後設置団体が負担するもの、可能性がある範囲というのがちょっとよく分からないんで、その範囲を説明してもらえますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  お答えします。  現在の建て替え事業といたしまして、今後那覇市が負担する分ということですけども、基本的には建て替え事業全体的に病院事業債の活用を予定しておりますので、その償還については那覇市が半分負担するという形になっております。  また、起債対象外の経費がいくつかございまして、例えば今市立病院のほうに新病院建設室というものが設けられておりますが、そこに現在は4人ほど専従職員がおりまして、その方々の人件費についても市立病院と折半しております。  また、今年度については、新病院での医療機器選定に向けて、そのために医療コンサルタント契約しているんですけれども、そちらについても那覇市としても半分、建て替え事業に関わるものということで負担しております。  あとは今年度、来年度に実際病院の建物の一部の解体がございますので、そこにあるのが事務局なんですけれども、事務局を地下のほうに、元食堂だったスペースに移転させるんですが、そのために必要な電気工事とかネットワークの工事とか、そういったものも半分那覇市が負担という形です。  あと、後年度のほうになりますと、実際に病院ができ上がって開院前にお引っ越しがあるんですけれども、基本的にそこでの引っ越し費用についても那覇市として半分負担するという形、建設改良費ということで半分負担する予定となっております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  この建設事業に関する負担の中で、こういった一般会計の予算に関することで、重複理由というのがここに来ないと分からないという今までの中身だったんですけど、そうなると、建設自体の中身に関してもしっかりとチェックできるところがなければいけないなと感じるんですけど、そこで、設置団体として負担する範囲に関して、例えば私が議会で言ったようなヘリポートの設置だとか、ほかの議員もありました。そういったことに関して、今後設計が変わったり、増える予算に関して、そこも例えば新たに病院と折半するということでよろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  森永健海主幹。 ◎保健総務課主幹(森永健海)  何か出たものを全て折半するかというのにつきましては、具体的には毎年度実施計画の中で建て替え事業というのを出しておりまして、そこで企画調整課の査定を受けるという形になりますので、そこで認められた経費に関しては那覇市としても繰り出していくという考え方でございます。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  いいですか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、健康部健康増進課関係分について、知念功健康増進課長、説明をお願いいたします。 ◎健康増進課長(知念功)  ハイサイ、健康増進課です。  議案第72号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第3号)中、健康増進課分について概要を御説明いたします。  健康部の説明資料3ページ、4ページが健康増進課となっております。全体の説明書は、歳入が9ページ、こちらの中ほどのほうです。それから歳出、12ページの下のほうになっております。政策説明資料は5ページになっております。  ここで資料の訂正をお願いします。申し訳ありません。今の政策説明資料の5ページなんですが、その中段の活動実績及び評価の欄です。そちらの実績の数字なんですけど、令和元年度520件となっているところを584件に訂正をお願いします。それから、合計1,031件を1,095件、以上修正のほうをよろしくお願いします。誠に申し訳ありませんでした。  それでは、初めに歳出を御説明いたします。健康部説明資料の4ページを御覧ください。  健康増進法の一部改正に伴い、今年4月から原則屋内禁煙となりました。施設内で喫煙するには、たばこの煙の流出を防止するための技術的基準を全て満たした喫煙室を設置する必要がありますが、スペースの問題や金銭的な問題もあり、個人経営の小さなお店では厳しいものがあります。  そこで、経過措置として、令和2年3月末日までに営業している飲食店であること、個人営業または中小企業が経営していること、客席面積が100平米以下であることの3つの要件を満たしていれば、届出することで喫煙可能店として店内で喫煙ができるようになります。  3月から駆け込みで届出が急増し、新型コロナウイルス対応とも重なり、課の体制も厳しいものがありました。また、今後は市民からの通報、苦情対応や違反と思われる事業所への立入調査を行う必要があります。さらに、違反が発覚した場合の注意、指導、公表等の業務が新たに発生します。そのため、会計年度任用職員を配置し業務を進めていきたいと思います。今回の補正は、会計年度任用職員の報酬、費用弁償、期末手当、共済費などの172万3,000円となっております。  次に、歳入の御説明をいたします。3ページを御覧ください。  当該事業は2分の1の国庫補助事業となっており、半分の85万9,000円の歳入増となっております。  以上が健康増進課分の説明でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  お疲れさまです。  さっき届出が1,095件だったんですけど、喫煙ルームを作っているのと、申請に関して、ちょっと分かんない。喫煙ルームの申請なのか、それともそうじゃなくて、ただたばこを吸えるための届けになっているのか、どういう内訳? ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  今回の届け出は、お店全体がたばこが吸えるという届け出になります。先ほどの喫煙専用室というのを作れば、そこの部屋だけはたばこを吸っていいよとなるんですけど、これは相当お金がかかるし場所も使うので、ちっちゃいお店では厳しいだろうということで、届出をすればお店全体が吸えることになります。  ただし、そうすると、20歳未満は一切立入禁止です。従業員、お客さん、例えばお店を開ける前に、従業員が子供を連れて、そこで面倒を見てオープンの準備をするということもできなくなります。お店が開いている開いてないに関わらず、20歳未満はとにかく立入禁止というような条件がつきます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございます。  今1,095件あって、大体どういう職種が申請が多いんですか。 ○委員長(前田千尋)
     知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  大体居酒屋とか、夜のバーとかスナック、あとは食堂とかも何件か来ております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  もう1つ、喫煙ルームをもし作るとして、国の補助とかそういったメニューみたいのがあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  嘉手納一彦健康増進課主任歯科医師。 ◎健康増進課主任歯科医師(嘉手納一彦)  お答えいたします。  国のほうが窓口になっていまして、補助の部分に関しては沖縄労働局のほうが窓口になって、費用の助成が受けられるというふうに国のほうから通知が来ております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  今の質疑とちょっと重なってくるんですけれども、喫煙可能室を設置したいという事業者さんと、それから全く全面禁煙にしますという、そういう居酒屋だったり、そういう事業者等があると思うんですけれども、そこら辺の実態というんですか。どのぐらいそういう対象になるお店があって、そのうちのどのくらいがそういう喫煙室を設置しようという、これが申請しているところだと思うんですけど、この全体というのはどんなもんなんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  平成30年度の、生活衛生課のほうに届出した、営業許可証とかもらっている数字が、大体今対象になるだろうと思われるのが件数的には8,600件ぐらい、例えば先ほどの食堂とか居酒屋とかバーとか、そうものの件数がトータルで8,600件ぐらいあります。そのうち先ほどの届出した件数というのが1,095件ですので、数はわずかです。  あと、自分のお店は禁煙にしますということで、禁煙のステッカーをもらいに来たお店も何件かあります。これはちょっと数字は捉えてはいないんですけど、禁煙にするというお店は、こういう禁煙のステッカーを差し上げています。これをお店の入り口に貼ってくださいと。  先ほどの、自分のお店はたばこを吸えるお店にしたいということであれば、喫煙可能店、届出をすればこういうステッカーをあげています。ただ、これは自分で厚労省とか那覇市のホームページからダウンロードすることができますので、ステッカーではないですけど、普通に紙にしてそれを自分でお店に貼るということもできますので、届出をしないで自分でそういう対策をしているところもありますので、実際今御質問のあった全体の何割が禁煙で、何割がそういうたばこを吸えるお店かというのはちょっと把握はできていないです。  ただ、届出した1,095件というのも多分まだ一部なので、多分これからもどんどん気づいたところ、あとは通報があって我々が指導して、たばこを吸うんだったらちゃんと届出しなさいということで注意、指導しますので、そうすると今から届出が来るのかなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  そうですね。  政策説明資料の中でいくと、市民等からの情報提供によるそういった飲食店に対しての実態調査というのは、4月27日時点で2件というところで、ちょうど4月、5月というのはそういうお店になかなか行けないという状況があったかと思うんですよね。これからどんどんお店が開いていって、実態がだんだん明るみに出てくるというか、そういう中では、かなりまた当局のほうの対応というのがすごく大変じゃないかなというふうにちょっと思ったところです。  職員1人を雇用するための予算増というのもありますけど、そこら辺は大丈夫なんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  実は3月までに120件ぐらいの電話とかでの相談、苦情とかがありまして、例えば外で吸っているんだけど、すぐ隣が民家で、そこの窓に入ってくるからそこを何とか動かしてほしいとか、いろんな苦情が来てます。  そういうのに対応するために、職員と今度補正で採用する会計年度任用職員と2人ペアで、やっぱり外勤に行くときには1人ではなくて2人ペアがいいので、職員プラス1人つけて、夜行くなり、昼行くなり、いろんな時間帯になるかと思うんですけど、行って指導するということで、コロナのときに嘉手納先生とかはコロナの応援で出されますので人手が不足しているんですね。あと、ほかのサブでついている職員も保健師の専門職なので、コロナのときにはコロナ対応ということで応援に行きますので、なかなか受動喫煙の対応が厳しいということもありまして、やはり会計年度任用職員が必要だろうということで今回補正に上げさせていただいています。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  はい。分かりました。  さっきも言ったんですけど、本当にこれからどんどんお店も開いてきて、本当なら禁煙しなければいけないのにまだ喫煙しているお店とかが出てくるのかなというふうに思うんですけれども、しっかり対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  今の関連で、会計年度任用職員の数というのは、保健所自体が人が少ないと思ってるんですけど、実際に8,600件以外にも届出してない飲食店などあるわけですよね。そうなると苦情も増えてくるということを考えれば、1人で足りるんですか。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  実は3月、4月はコロナの影響もありまして、結構お店を閉めてるということで、今極端に苦情とか、受動喫煙に関しては電話が減ってきているんですね。今後どうなるか件数も見えてこないということで、取りあえず1人だけ要求をして、今後また件数が増えてくるということであれば、増員もちょっと考えていきたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  先ほど見せていただいたステッカー、あのステッカーは国から配られたもの、それとも那覇市が独自で用意したものですか。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  これは那覇市が独自で購入したものであります。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  購入費用はいくらになりますか。 ○委員長(前田千尋)  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  1枚当たりでよろしいですか。それとも全体、購入した金額ですか。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  1枚当たりと全体、両方お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  知念功課長。 ◎健康増進課長(知念功)  昨年度の予算で約4,500枚作りまして、単価が99.6円です。これは1枚当たりです。4,500枚で38万7,244円。  ごめんなさい。これは予算額なので、実際の金額がちょっと今は把握できてないということで、大体それぐらいになるだろうということです。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  8,600店舗と、また届出を出してない店舗も合わせると結構な数になると思うので、今の4,500枚だとやはり足りないのかなと思います。  市民の健康増進のために、しっかりとした計画を立てて進めていってほしいです。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                  (「進行」と言う者あり)  いいですね。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、健康部生活衛生課関係分について、岸本敦生活衛生課長、説明をお願いいたします。 ◎生活衛生課長(岸本敦)
     よろしくお願いいたします。  議案第72号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第3号)中、生活衛生課分について御説明いたします。  お手元の健康部説明資料の5ページ、6ページにお示ししております。  歳入につきましては、歳出に関連しておりますので、歳出から先に御説明申し上げます。6ページを御覧ください。  4款衛生費1項保健衛生費8目生活衛生費の那覇市HACCP導入支援事業についてですが、国庫支出金を活用して実施する事業となり、その歳入につきましては5ページとなっております。  HACCPとは、食品の安全性確保のため、原材料受入れから最終製品の出荷に至るまでの全ての過程において管理することで、危害分析重要管理点と言われる衛生管理の手法となっております。  厚生労働省におきましては、食品衛生法等の一部を改正する法律によって、令和2年6月1日からHACCPに沿った衛生管理の施行としております。経過措置が適用される令和3年6月には、食品衛生法第50条の2第2項の基準に基づいて、原則全ての食品等事業者に当該衛生管理の実施を求めております。  今回の事業費は、市内全ての食品等事業者に対して、HACCPの制度化についてより積極的な周知を行うため、昨年度に引き続き国庫支出金を活用するものであり、需用費といたしまして135万2,000円を増額補正するものであります。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  いかがでしょうか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  政策説明資料で約1万2,000件の食品事業者ということで、そのうちHACCPを今取得してるのは何件ぐらいあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  前回もありましたけれども、実際に今で何件というものではない、現状でですね。今はその周知に集中して事業を行っておりまして、何に基づいて自分たちは食品を作っていくかということのマニュアル化、手順書を作って、常にこれを基に対応しているかということなんです。  まずこの手順書ができてるかということで、我々のところに、この辺までできてるとか、今後どうしていきたいとかということの、はっきり言って今1万件以上もありますので、それぞれの相談を受けながら作っていってる段階で、だから今この1万件の中で何件できてるという段階、いくつかは当然ありますけれども、許可業態でいきますと34業種それぞれありますので、すみませんが、今何件というのはちょっとお答えできません。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  あと1年しかない中で、その1年間で市内の全ての事業所がこれに対応するのは可能なの。 ○委員長(前田千尋)  岸本敦課長。 ◎生活衛生課長(岸本敦)  そうですね。製造業につきまして、ほとんど同業組合とか関係機関が、しっかり大本になるものの手順書が作られています。それに自らの製造するものを当てはめていくので、それほど時間はかからないと思うんですが、今一番苦労してるのは、いわゆる飲食店、そこにどのように当てはめていくかということで相談なりを受けているので、それについても、これまで我々は、平成29年度から国庫予算を使いながらいろいろ周知を図ったり、講習会をずっと繰り返してきていますので、どの程度来てるか、あるいはどれをほしいかということはある程度認識してますので、今年度プラスあと1年という中で、どうにかやれる手応えは一応あります。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  はい、分かりました。  一応手応えがあると聞けたので、しっかり頑張っていただきたいのでよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、経済観光部商工農水課関係分について、町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  ハイサイ、商工農水課でございます。  それでは、議案第72号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第3号)中、商工農水課分について御説明申し上げます。お手元にお配りしました説明資料のほうを御覧ください。  歳入のほうから御説明さしあげます。資料の1ページをお開きください。  17款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入1節土地貸付収入05細節の土地貸付収入(管財課以外)でございます。  商工農水課が管理する壺川東市営住宅に隣接する市有地について、現在駐車場用地として民間に貸付けしておりますが、3月に実施した一般競争入札の結果に基づき228万円を増額補正いたします。以上が歳入でございます。  次に、歳出について御説明いたします。下の段を御覧ください。  7款商工費1項商工費2目商工業振興費13事業、那覇市ITインキュベート施設運営事業でございます。  IT創造館の会議室及び入居企業室に設置している全熱交換器の不具合が確認され、早期に設備更新する必要が生じたことから、工事請負費として191万4,000円を増額するものでございます。  以上が商工農水課関係分でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  すみません。1件だけ。  壺川のこの駐車場ってどこにあるんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  先ほど御説明いたしましたが、壺川東市営住宅がございますが、そこの隣のほうになります。  壺川のほうにポプラ保育園でしたかね。あの反対のほうに入っていったところの場所にございます。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  そこの土地が当初400万余りだったのが、入札かけたら上がったということですか。600万ぐらいになったというふうに理解していいのかな。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該土地については、現在民間のほうに貸付けをして、今はコインパーキングとして経営をしているところでございます。  今回、昨年度までの実績に基づいた年額を予定額としまして入札をかけたところ、実際に入札をした金額が年間で420万円ということになりましたので、その分の差額を増額をしたということでございます。  当初は年額192万円で契約をしてございました。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ということは、貸付価格がかなり高騰していると理解していいのかね。那覇は。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  場所の状況等から、入札に際して、地域の実情等に応じてということで入札になってますので、高騰した部分もあるかとは思います。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今の休憩中のお話ですと、そこはコインパーキングになってるということなんですけれども、そこはもともと市の建物か何かあったのかな。ではなくて、更地だったんですかね。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  当該土地につきましては、壺川のバイパスを建設する際に壺川漁港の立ち退きがございまして、その代替用地として一旦あの場所の土地を仮換地という形でいただいているところと。
     壺川漁港については、今壺川駅のところに代替船揚場というものがあるんですが、後々は那覇軍港の中に御物城という場所がありますが、そちらのほうに移設をして建設をするというふうな覚書が既に取り交わされておりまして、その際、今回の土地を売却してその建設費に充てるということで、今考えている土地になります。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  収入が増えることですので、了としたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  すみません。  今あの壺川の土地を売るということなんですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現時点ですぐ売るということではございませんで、当面は今のような形で貸付けをするというふうな形になりますが、当初この土地を確保した目的が、将来那覇軍港のほうに壺川漁港の新しい漁港を造ると、その際の建設費用として使いたいということで今考えているというところでございます。  後々はその売却も含めた形で検討されるということになろうかと思いますが、具体的に今売却が決まっているとか、そういうところではございません。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  以上です。ありがとうございます。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                     (質疑なし)  よろしいですね。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、議案第75号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第4号)中、市民文化部まちづくり協働推進課関係分についてを議題といたします。  宮里仁まちづくり協働推進課長、説明をお願いいたします。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  おはようございます。まちづくり協働推進課です。よろしくお願いします。  それでは、議案第75号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第4号)中、市民文化部まちづくり協働推進課関係分につきまして、概要を御説明いたします。  今回の補正予算は歳出のみとなっており、歳出予算1,072万2,000円の増額補正をするものでございます。  では、詳細について御説明いたします。説明資料は2ページ、予算書は7ページとなっております。説明資料とともに資料を2枚お配りしていますので、御確認をお願いします。  今回の補正につきましては、国が創設した新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業であり、2つの新規事業となっております。  1つ目の、事業番号90、新型コロナウイルス感染症対応市民活動力アップ相談事業について御説明いたします。この事業は、新型コロナウイルス感染症に対応している団体の運営、経営に関する相談や各種支援制度の案内、社会情勢に対応した企画の相談などを専門的な見地を持った事業者に委託し実施する事業となっており、572万2,000円を増額するものでございます。  次に、事業番号91、新型コロナウイルス感染症対応市民活動チャレンジ助成事業について御説明いたします。この事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、表面化、深刻化している様々な課題に対し、その課題を解決しようとして取り組んでいる、または取り組もうとしている市民活動団体に対して助成金を交付する事業となっており、500万円を増額するものでございます。  以上がまちづくり協働推進課関係分でございます。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  ないようなので。  チャレンジ助成事業なんですけど、例えばこれだと自治会とかいろんな団体なんかですけど、告知方法というのはどういった形でやるんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  ホームページやフェイスブックで現在掲載中でございます。  また、各支部の自治会長会定例会、昨日は本庁地区の定例会がありましたので、そこにお邪魔して、チャレンジ助成事業が行われるということは周知させていただいております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  説明している中で、こういった事業を使いたいという要望とか意見とかあったりするんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  実はこの事業を行うに当たって、NPOも含めた各団体にヒアリングをさせていただいております。例えばこのコロナ禍で、ICTを使って子供の学びを保障するオンライン授業に取りかかりたいとか、孤立する高齢者については、慶弔訪問とか、第2波、第3波に対応した地域での関係づくり、こういったものをやりたいという声を拾い上げまして、この事業に生かしたいというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今聞くと要望かなり多いようですけど、この予算で大丈夫? ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  はい。実は500万円の補正をさせていただきましたけれども、ヒアリングした中では、足りない場合はまた次の補正を視野に入れながら検討していきたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今聞く中では、すごいニーズも高くていいと思うので、ぜひしっかりとやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  一般質問のときにもちょっとお話ししたんですけれども、そういう市民活動、地域活動がなかなかやりにくかった中で、これからどうするのかといったことを、これから皆さんを支援したり、あと補助金とかそういったことでやるということで、非常に頑張っていただきたいなというふうに思っています。  ただちょっと思うのが、両方の事業とも今実際募集中ということですが、これはいつまで応募期間ということでありますか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  相談力アップ事業につきましては、公募の開始を、事前準備として6月10日の水曜日からさせていただいております。提出期限が明日、17日の水曜日になっていて、質問書が実は1社から今届いている状況になっております。  チャレンジ助成事業の募集につきましては、6月12日の金曜日から準備行為として公募をさせていただいております。提出期限は6月30日の火曜日を予定しているところです。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  募集している期間がちょっと短いかなということと、あと実際に活動期間として7月から来年の2月というのが、2月になると取りあえず事業が終わってしまうのかなということがちょっと気になったんですけれども、この状況を変えていくのに、まだ先まで必要じゃないかなというふうにちょっと思ったんですが、その辺はどう考えていらっしゃいますか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  このコロナ禍において、スピード感を重視した上での今回のスケジュールとなっております。  先ほど永山委員からも御質問があった、予算が足りなかったときには、また9月あるいは12月の補正でも検討させていただいて、対応させていただきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  そうですね。予算、それからまた状況に応じて、もっと必要だというところでは、6月30日までの応募というふうになってるんですけども、必要に応じてそれを受入れるような柔軟な体制というのを今後も考えていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかにありませんか。
     喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  お疲れさまです。  市民活動力アップ相談事業、これは相談を委託する事業者は決まってるんですか。  それはまだ決まってない?これはこれから? ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  先ほども説明させていただいたんですが、今質問書を受け付けている段階で、1社から質問を受けております。  この相談事業に対する参加表明書というのがあるんですが、その提出期限が明日、17日・水曜日となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  大変失礼しました。はいはい。  それから、この相談事業なんですけれども、多岐にわたって、ニーズ調査、相談実施、運営管理、アンケート実施、課題の調査とか、これは委託された事業者が様々相談を受けることによって、ニーズ調査を実際にやったり、アンケート調査までやったりするわけですね。これは自分たちで決定するんですか。 ○委員長(前田千尋)  宮里仁課長。 ◎まちづくり協働推進課長(宮里仁)  募集させていただいておりますけれども、その後に、参加表明いただいた団体にはプレゼンテーション審査をさせていただくことになります。  プレゼンテーション審査を経た後に、委託される業者とやり取りをしながら、ニーズ調査はどの程度行うのかというのは詳細に詰めていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  結構です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                     (質疑なし)  よろしいですね。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、経済観光部商工農水課関係分について、町田務商工農水課長、説明をお願いいたします。 ◎商工農水課長(町田務)  それでは、議案第75号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第4号)中、商工農水課関係分について御説明を申し上げます。  お手元にお配りしております補正第4号の説明資料を御覧ください。今回の第4号補正につきましては、歳出のみの補正となってございます。  初めに、第7款商工費1項商工費2目商工業振興費53事業、那覇市緊急経営相談窓口事業でございます。  当該事業については、社労士及び中小企業診断士の専門家を活用した相談窓口事業として4月臨時会にて予算計上を行ったところですが、窓口相談の実績及びコロナ禍の社会情勢等を踏まえ、年内は相談体制を維持する必要があるということから、今年8月から12月分までの委託料として667万8,000円の増額補正を行います。  また、今回の補正に合わせ、一般財源から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金への財源更正を行っております。  続いて、7款1項2目54事業、経営安定関連保証制度等でございます。  商工農水課では、国のセーフティネット保証、危機関連保証等の市町村認定事務における申請受付及び認定証発行業務を行ってございますが、コロナ禍の長期化に伴い、申請件数が増加し続けております。4月補正にて、関連事務の補助を行う会計年度任用職員の人件費に係る増額補正を行ったところですが、さらに今年10月から12月までの期間延長に伴う報酬や職員手当等として計259万円の増額補正を行います。  同事業についても、地方創生臨時交付金への財源更正を合わせて行っております。  一番下、7款1項2目55事業、那覇市頑張る事業者応援事業でございます。  当該事業は、コロナウイルス感染症拡大により厳しい状況にある市域の事業者への応援給付として、融資を受けた事業者に対し、融資対象の1%、上限20万円まで、本店等が市外にある場合には給付相当額の2分の1を交付をしております。  新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済への影響が拡大し、対象融資の借入事業者が増加している現状から、さらなる申請の増加に対応するため、新たに3億5,000万円を増額補正しております。  なお、財源について、先の2事業と同様に、補正後額7億5,324万4,000円のうち地方創生臨時交付金へ4億5,183万2,000円の財源更正を行っております。  以上が、一般会計補正予算(第4号)中、商工農水課関係分でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  お疲れさまです。  那覇市緊急経営相談窓口事業なんですけれども、5月25日時点で238件ということで、本会議でもやりましたけれども、国、県、市、それぞれ支援メニューが様々ある中で、また申請書類を整えるのが非常に煩雑で大変であるということと、通常であるならばこのような専門士、中小企業診断士あるいは社労士に頼むに当たっては独自で予算をつけて頼まなければならないわけで、これを那覇市が無料で対応していただけると、非常にニーズの高いいい事業だなと思っておりますけれども、まずはこの238件の数字についてどのように捉えているのか、あるいは予約状況であったり、今回補正をかけて引き続き12月まで取り組むということですけれども、今の受付というか、対応状況、どうなっているのか伺います。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  まず、これまでの相談実績に関しましては、その後5月末までには242件の相談を受け付けているという状況でございます。  その内容といたしましては、4月が152件、5月が90件というふうな形でございますが、4月につきましては、特に社労士の相談件数が多い傾向がございました。これにつきましては、当初は雇用調整助成金に関する相談がかなり多くを占めていたという状況だというふうに考えてございます。その後5月におきましては90件ということになりますが、そのうち社労士が43件、診断士が47件ということで、ここ最近におきましては、中小企業診断士の相談件数というのも5割程度ということになってきている状況がございます。  コロナの状況が小休止をして経済が再開をしていくというふうな中で、販路開拓とか事業の効率化等の取組を支援する持続化補助金、こういった事業再開後の支援に関する相談というものが多くなっている傾向にございます。  また、今後につきましては、国の2次補正等々を踏まえました家賃支援金であったりとか、様々な制度が今後も出てくるということも踏まえますと、やはり相談の体制というのをしっかり那覇市としても持っておく必要があるのではないかというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  那覇市の把握している事業者数が1万7,000事業者ですね。その中でこの件数ですから、課題としては、私は周知がまだまだ行き届いてないのかなと思っておりますし、やっぱり困っている方たちたくさんいらっしゃると思うので、周知方法についてはこれまでどのようにしてきたのか、これからどうしていくのか伺います。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現在のところは、市のホームページ、あとは市民の友を中心に広報させていただいているところでございます。  今後につきましても、同様な形の広報も併せまして、あと国、県、市等々にも情報を周知をさせていただいて、様々な機会を通じて周知活動というのを行っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  そうですね。とりわけ情報弱者というか、なかなかそういうインターネット等が活用できない世代の事業者さんというのも多くいるわけですので、様々な活用方法を用いて周知をしていただきたいと要望して終わります。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  那覇市頑張る事業者応援事業なんですけど、政策説明資料を見ると、1業種最大上限が20万円ですよね。今申請が124件、単純計算しても全部20万円でも2,400万円にしかならないけど、なぜこの7億円とか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  政策説明資料におきましては、5月25日現在で124件ということになってございましたが、実際には6月12日時点で669件の実績ということになってございます。既に6月12日に初回の振込み、約3,470万円を振込みをさせていただいたということで実績としてはございます。  当初、当該頑張る事業者応援事業につきましては、融資を受けてそれが実行された方がまず申込みができるというふうな状況でございます。通常銀行での融資相談等々については、1か月もしくは公庫等でしたら2か月程度かかっている状況で、5月、6月でこの事業に申し込みされた方々というものが、大体4月の上旬もしくは4月中、こういった時期に融資の御相談をされて、これが実行されてきている方が今申請をされているという状況だというふうに考えてございます。  セーフティネットの認定であったり、公庫の認定状況等、新聞等でも報道が出されているように、4月頃から急増してございまして、今公庫でいくと全県で約8,000件程度で、そのうちの約半数が那覇市であるというふうなお話も受けているところでございます。  そういった状況から考えますと、今後申請件数についてはさらに伸びていくというふうな形で私たちとしては考えているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  例えば融資を受ける方というのは、こういう制度があるということは、申請を受けてる間に多分那覇市に相談に来るんですね。こういったのはどういったのをするかと。ただそういったのは一体どのぐらい今あるのかって分かりますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  周知につきましては、もちろんホームページ等々もございますし、あと銀行のほうの窓口で御相談いただく際に、この制度もございますということで周知をさせていただいていますので、事前に申請の内容等については申請者がホームページ等で確認をしていただいて、実際に実行を受けた段階で書類等をそろえて出すというふうな形の流れになるかと思います。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  周知の話じゃなくて、大体公庫なんかにお金を借りる審査を今しているとすると、こういった事業もあるから、申請中に今やっていますから、こういったものの相談というの、この事業に対しての相談とかいうのが来るはずなんですよ。同時進行で多分やるはずなので、そういった件数とかも把握しているんですか。 ○委員長(前田千尋)
     新川智博主幹。 ◎商工農水課主幹(新川智博)  議員がおっしゃった部分については、やはり実行まで1か月かかるものですから、中身をうまく理解せずに相談する、今銀行に申請しているんですけれどという相談は毎日のように継続してあります。ただいろんな問合せがあるものですから、問合せの区別ごとに集計していなくて、今何件というところはお答えはできないんですけれども、今議員がおっしゃったような相談とかはほぼ毎日いただいています。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  そういったものを含めると、やっぱりこのぐらいの予算ないと足りない。これだけでいけそうですか。それともまだまだ増えそうだという話ですか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現時点においては、予算につきましてはシミュレーション等々を行った結果ということで、3億5,000万増額補正という。これにつきましては5,000件程度を想定して、今平均の支給額が大体15万円程度になっているところでございますので、5,000件掛ける15万で7億5,000万というところを予算計上しているところでございます。  現時点については、余るというところまでは想定はしてはおりませんが、執行状況を見ながら少し考えていきたいというふうには考えております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  借りられるところはいいけれど、議会でも問題になったのが借りられないところ、審査落ちたところ、そういったところの補助がないので、やっぱり厳しいところというのがあると思います。そういったものの何か代わりになるものというのは予定されていますか。 ○委員長(前田千尋)  町田務課長。 ◎商工農水課長(町田務)  現時点でこれに取り代わったものをすぐ何かをするということは、今申し上げるところはないところですが、国の2次補正等々の動向も注視をしながら、他市の事例とかそういったものを踏まえて、本市としてできる支援策がないかというところも、これはいろんな産業を渡る中で考えていきたいというふうに思っております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  特に沖縄は個人事業者なんか多いので、借りられないところもいっぱいあるので、そういったのを含めて検討していただきたいことを要望しておきます。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  よろしいですか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、経済観光部観光課関係分について、赤嶺文哉観光課長、説明をお願いいたします。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  ハイサイ、それでは議案第75号、令和2年度那覇市一般会計補正予算(第4号)における観光課関係分について御説明いたします。  第4号補正予算に関する説明書は8ページ、追加議案の政策説明資料は7ページを御覧ください。  市内宿泊・飲食等消費促進クーポン事業でございます。新型コロナウイルスの国内外での感染拡大を受け、国内外航空路線の減便や欠航、クルーズ船の寄港キャンセルが相次ぎ、本市への観光客の入域が大幅に落ち込んでおります。現在、緊急事態宣言は解除されましたが、県外及び国外からの観光誘客はまだ望めない状況にあり、宿泊、飲食、お土産品販売等の観光関連事業者を取り巻く環境は依然厳しい状況が続いております。  このように県外、国外からの域外需要が望めない中においては、域内需要の喚起を図り、地域経済の循環を促進することは、緊急の経済対策の一つとして有効であると考えております。そのため、新たな域内消費活動を促進し、観光産業の中心となっている宿泊、飲食、お土産品販売を支援するため当該事業を実施するものでございます。  予算額は、クーポン券総額2億8,000万円を含むクーポン券の回収、支払い及び利用促進に係る取組に関する委託料として3億2,210万2,000円、会計年度任用職員2人採用に係る報酬等として61万8,000円、合計3億2,272万円となっております。  財源は地方創生臨時交付金より1億9,363万2,000円を充当し、残りは一般財源となります。  5,000円の宿泊割引と、飲食及びお土産それぞれ1,000円の割引クーポン、合計7,000円の割引クーポンを4万枚発行し、市内登録施設での支払い時に、支払い代金からクーポン金額分を割り引く形での運用を予定しております。  7月中旬ごろから事業をスタートし、事業実施期間として約2か月程度を予定しております。  御説明は以上となります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  どうも御苦労さまです。  この事業の前に、那覇市内ですか、沖縄県のあれかな。■■■■■■■■の方々から要請がありましたよね。その内容をちょっと教えてもらえますか。具体的なことがあったのかどうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  5月26日に■■■■■■■■■■■■■■■■のほうから、市長及び議長宛てに要望書が提出されております。タイトルが新型コロナウイルス感染症による緊急事態措置後の段階的な活動再開へ向けての要望書となっており、3点の要望事項がございます。  1点目が、段階的活動再開への支援及び今後の経済活性化へ向けた経済的支援のための予算確保、2点目が、域内で利用できる宿泊クーポン発行事業支援などを適時展開すること、3点目が、今後県内外から那覇市へ滞在するお客様への安心安全を視覚化、風評被害を防ぐための具体的政策と対策を県都那覇市として展開すること、以上の3点となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  今のクーポン事業は、2番目の要望に応えた形になりますね。■■■■■■■■■■■■■■■■の中には、全ての旅館、ホテルが入っていますか。要するに小規模まで全部。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  旅館業組合のほうの登録施設としては83施設と伺っております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ということは、入ってないホテルもあるわけですね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  はい。そのとおりでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  件数はどの程度が入ってないのか、そういったのまで分かりますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  那覇市の観光統計のほう、昨年度の統計ですが、市内の宿泊施設数は合計350件となっており、ホテル・旅館のほうが173件、民宿が63件、ペンション・貸別荘が12件、ドミトリー・ゲストハウスが73件、ウィークリーマンションが25件、団体経営施設が2件、ユースホステルが2件、合計で350件となっております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  この■■に加入しているのは、ホテルの173件です。結局半分ぐらいになるんですね。  それでこのクーポン券、宿泊で5,000円のあれですけれども、ということは、5,000円以下の料金を取っているところは適用されないことになるわけですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  こちらは宿泊料金のみではなくて、宿泊等にプラスアルファするオプションとしての食事等もつけて、もしくはほかのサービス等も一緒になった商品価格が5,000円以上であれば適用するという形としております。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  私が知っているホテルなんかでも、中にはレストランなんかなくて、ただし建物は結構豪華に造って、部屋の中を見ても非常にしゃれた作りで、アメニティグッズもきれいに整備されて、非常に質の高いホテルがあるんですけれど、その方に聞いてみたら、料金が3,500円とか結構あるんです。そういったホテルは。  だけどそういったところは、今言ったようにレストランもないものですから、なかなかオプションをつけることもできないし、かといって連泊すれば3,500円、7,000円になるので、連泊したあれ認められるのかとか様々な問題出てくるんですけれども、こういった5,000円以下でオプションをつけようにもつけられないところが結構あるので、そういったところに対する手当てというのは何か考えていらっしゃいますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。
    ◎観光課長(赤嶺文哉)  手当てというところでございますが、商品の作り方として、具体的に近隣のホテルとかと連携、ちゃんとレストラン等のついているところ、そことの連携を図りながら、夕食はそちらのホテルとか、そういった形の商品の作り方もあるのかなというのも考えております。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一副部長。 ◎経済観光部副部長(高宮修一)  価格帯の低いホテル等に関しましては、近隣の飲食店とかと、そちらのほうで飲食をするとホテルのほうで負担しますよということで、飲食店と連携したりとかという、飲食店と連携、お土産屋さんと連携したりとかということで、またまちまーいとかございますので、まちまーいをセットにして、ホテルとまちまーいとか、ホテルだけではなくてほかとの連携ということでの活用とかも今考えてございますので、そういったアイデアをホテルのほうで出していただけないかということでお話ししているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  あるホテルに聞いたら、例えば連泊なんかできないかと。さっき言ったように3,500円だけども連泊すると7,000円になる。そこに適用してくれたら助かるみたいなところもありましたけど、どうですか。  できないでしょうけど、返事は、特に。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今のところ原則お1人1泊というところですけれども、運用状況も含めて、ちょっとまた検討させていただければと思います。 ○委員長(前田千尋)  喜舎場盛三委員。 ◆委員(喜舎場盛三)  ぜひ5,000円以下の宿泊費のところもどうにか対象になるように考えていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかにございませんか。  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  今のやつ、ちょっと確認したいんですけれど、例えば4,000円のホテルがあるとすると、そのホテルが3つか4つのレストランと提携してセットを組むことも、例えば1社じゃなくて4つぐらいまとめてやるセットなんかも作っていいってこと? ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  提携先との契約というか合意がなされて、夕食ディナーとして一定程度のものが出されるとか、そういうのはぜひ進めていただければなと思っています。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  そういったのも想定しているのであれば、提携する際の契約書とかもいろいろあるので、その辺も相談に乗ってあげるとかというのも考えているんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在のところ、事前の登録ということで我々のほうで要件を定めてやっております。予算が通りまして、契約等もしましたら、今度はまた該当する組合等のほうで受付もさせていただきますが、併せて我々のほうでもアドバイス等は含めて引き続きやっていきたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  これは受付するのは観光部かな。それとも委託するの。事業自体に。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  飲食とホテルにつきましては、それぞれ業界の組合がございます。そこはそちらのほうに委託をしまして、登録受付からクーポンの支払い等までやっていただくことを予定しておりますが、お土産品店につきましては、該当する業界組合がございませんので、こちらは観光課のほうで受付いたしまして、会計年度採用職員等活用して、支払い等、登録受付もやっていく予定です。 ○委員長(前田千尋)  永山盛太郎委員。 ◆委員(永山盛太郎)  どこに委託するか分からないんですけれど、さっき言ったホテル、入っているのも少ないとかあるので、ぜひ全部網羅するように、委託先にはしっかりそれをやってもらわないと、ほかのところは省きますよという、さっき言ったような4,000円のところは、入ってなかったらここはできませんよと簡単に切るようなことはさせないように、しっかりとその辺はうまく作ってくれるようにぜひ要望しますけれど、どうですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  私どもももちろんですが、委託先にもその旨お伝えして、一緒に連携を図ってまいりたいと思っております。 ◆委員(永山盛太郎)  はい、以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  すみません。またちょっと確認をさせていただくんですが、今のお話でいくと、宿泊が5,000円なんですけれど、例えば宿泊が3,000円だったとして残り2,000円、それからあと飲食1,000円ってまたありますよね。そういうのも含めていくと、宿泊・飲食含めて6,000円までいいですよという、そういう仕組みになっていくんでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  もう一度休憩お願いします。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  高宮修一副部長。 ◎経済観光部副部長(高宮修一)  ちょっと待って。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  宿泊の商品として、そういった2食つきで6,000円のということであれば、まず5,000円のクーポンを使いながら1,000円は自己負担する。残りの1,000円クーポンを逆に翌日以降に使うとか、別のところで使うとか、そういったやり方もできます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  分かりました。  あともう1つ、土産品1,000円というのが、この土産品って何だろうってとてもすごいクエスチョンだったんですけれど、今のお話だと、これは土産品店、やっぱりこれも登録した店舗に対してということで、そこで利用するものは何でもいいという、そういうことの理解でいいですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今登録店舗を募集しておりまして、要件等を定めて、沖縄観光土産として主に商品名に地域を冠したものとか、あとは沖縄の特産品等を扱っているお店というところの要件を満たした店舗に御登録いただいて、そこで購入するものであればいずれの商品でもオーケーという形で考えております。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  分かりました。  あと今喜舎場委員もおっしゃっていたんですが、県のほうが先におきなわ彩発見でしたっけ、それで進んでいて、内容どうなのかというと、大型のリゾートホテルとか、せっかくだからってみんな高級なところに行こうというふうになっていると。  このクーポンを出したときに、那覇市内においてもやっぱり大きなところに行くんじゃないかということもちょっと予想できるのかなと思うんですね。  そうなると、中小、小さなところになかなかメリットというか、支援が本当に行き渡るのかなというのがすごく気になるところなので、この事業はこの事業としてとても大事なことだと思います。大きなホテルで言っても、そこでクリーニングしたり、お掃除したり、飲食に関わるところではそこに卸す人たちがいたりとか、広がっていくと思うんですけれども、これはこれとして、また、できたら別枠でも、ここから継続してそういう中小のところを支援できるような仕組みというか、それをちょっと考えていただきたいなと思うんですけど、その余地というか、ありますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一副部長。 ◎経済観光部副部長(高宮修一)  今回県と違うのが、県はいくら以上は3,000円とか、いくら以上は5,000円とかだったんですけれど、今回定額で5,000円ということでやってございます。今回大きな高級なホテルに泊まることも考えられるんですけれども、低額なホテルで、例えば3,900円のホテルとか、3,000円のホテルとか泊まって、オプションで3,000円とか、飲食と関係した高級な食事がつきますよという、ホテルの宿泊料を安く抑えた分、逆に飲食を豪華にするというプランも想定されますので、そういったことで競争力というのをつけていただきたいなというふうに考えてございます。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。
    ◎観光課長(赤嶺文哉)  そういった中小等の隔たりがあるんじゃないかというところも懸念があるかと思いますが、今回組合等のほうにも、利用客等を誘引するような共催プログラムとか、そういったものも業界としてぜひ実施していただきたいと。それを活用して、様々なアクティビティとか、そういったものを展開していただければなと思っているところでございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  そうですね。実際どうなっていくのかなというのが、とても心配だなというところではあるんですけれども、ぜひ本当に隅々まで支援がちゃんと行き渡るという方向で頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  2点ほど確認させてください。  先ほどホテル協会からの要請に応えたものということで、このクーポン事業、ほかにも関連業種、いろんなところからそういうクーポン事業の要請があったと思うので、もしホテル関係以外にも要請があったということであれば、それを御紹介していただきたいのと、今事細かく質疑があったように、このクーポン事業を実際実施する場合の周知と広報というのがとても大事になっていると思います。ですから、こういうふうにすればうまく活用できるし、本当に目的とする応援するようなあれで、みんなが消費、市内に泊まろうとか、みんなでホテルに出かけておいしいものを食べようとか、そういうふうな機運が盛り上がっていくと思うので、周知や広報について今取り組んでいることについて御説明お願いしたいと思います。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  まず1点目のほかの業種等からのというところでは、ヒアリングする中で飲食業組合も相当ダメージは大きいということはお伺いしております。要望書等を具体的にというのはないんですけれども、併せてバス協会さん、公共交通の部分になるかと思うんですけれども、那覇市の観光審議会のほうの委員のほうにも入っていただいておりまして、そこもクーポンのようなものをぜひ御検討いただきたいというのは、委員のほうからの意見もいただいております。  あともう1点、周知、広報の方法でありますけれども、今回登録店舗を告知する専用のホームページのようなウェブを作れないかと考えているところと、併せて周知に係るパンフレット、やはりウェブだけでは、紙ベースで全戸配布をできないかというところで今考えているところです。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  分かりました。頑張ってください。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  この事業、5月26日に■■■■■■■■■のほうから要請を受けた、域内で利用できる宿泊クーポン事業の展開ということでの、それを受けてのことだと思うのですが、どうも先ほどからいろいろ議論を聞いてると、何か偏りが、温度差があるような気がする。  というのは、まず先ほどの答弁の中で、ホテル宿泊業、那覇市内には約350あると。そのうちホテル旅館業は173、■■に入っているのは83、先ほど喜舎場議員の答弁にあったように約半分ぐらいなんですね。その事業を■■■■■■■■■に委託をすると、飲食も含めて。  そうすると、当然■■に入っているホテル、旅館の方々には情報も行くし、いろいろ自分たちが利益を出すためのいろんな知恵が出るでしょう。  その■■に入っていない方々も、当然それは恩恵を受けることができるんですか、どうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今回の宿泊施設の登録要件としては、旅館業法において、ホテル、旅館の登録を受けているというところで、特に■■に加盟しているということは要件にはしておりません。  ですので、■■に入っていないところでも、要件に合致すれば登録事業者として登録することができます。現在も数件こちらのほうで受付もしているところもございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  昨日の議案に対する質疑のやり取りの中でも、市内は約6割がシティホテル、4割が小規模、そういう話があったけど、当然そういうシティホテル的なところというのは、皆さん市民が手を挙げて行きやすい。また行けるでしょう。  そうじゃない小規模、先ほども話がありました5,000円以下のところ、そういうところに本当に果たして行くのかなという。  だから、非常に市民の利用度においてホテルの温度差がやっぱりかなり出てきそうな気がするんですよ。だから、行くところはいいでしょう。本当に行かないところ、その恩恵を受けないところをどうするかという部分がちょっと弱いような気がするんですよ。そちら辺どうですか。そういう考え方は。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  先ほどの仙子委員のほうからの質疑とも重なる部分だと思います。  今回県の事業においても、全県を対象にしたところ、やはりリゾートホテルに集中しているという事例は実際にございます。那覇市においても、リゾートホテルはございませんが、シティホテル、そこのほうに集中するのではないかという御意見もいただいているところでございます。  そこを解消するためには、それぞれのホテルのオプションとしての魅力あるオプションですね。食事であったり、もしくはアクティビティとか、そういったものを付加する商品開発の努力というところも併せて求めたい。また組合のほうにも、今回こういった御意見があるというところも踏まえてお伝えして、一緒に考えていきたいなと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  恐らく■■に入っているところは、かなり組合が考えてくれるからいろんなオプションをつけてやるでしょう。それに入っていない約半分ぐらいのところが、自分たちの知恵で考えなさいと言ったときに、果たしてどれだけ考えきれるのかなという部分はある。非常にそちら辺で不公平感が出てきそうな気がするんです。この事業が。  だから今後の考え方として、誰も置き去りにしない那覇市と言っているわけだから、同じ業種でも一部はちゃんと恩恵を受けて、そうでないところが出てくるというのは非常にまずいと思うよ。そちら辺を今後考えていかないと、やっぱり市民の中から苦情が出てくると思う。リゾートには泊まりたいけど、普通のビジネスホテルに泊まりに行くかな。市民が。そちら辺をもう少し考えるべきだと思うんだが。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一副部長。 ◎経済観光部副部長(高宮修一)  今回事業の広報としてパンフレットを作成することを考えてございますが、その中で四コマ漫画みたいな形で、家族で行ったときどんなプランでホテルを利用して飲食して回っていくとか、また模合で使っていこうとか、女子会で使ってみようとか、そういったいろんなケースのプランを提示していきたいなと考えてございます。そういった中で、リゾートホテルのようなそういったホテルだけではなくて、中小のホテルも利用できるような、この辺の魅力もPRしていけたらなと考えてございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  事業者の募集は当然委託先の組合がやるんですけれども、いつまでにやる予定なの。要するにスケジュール感ですね。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今随時登録要件も募集して、今週をまず第1次の受付として観光課のほうで受付いたします。その後第2次募集も、委託契約を結んだ後に即開始をして、そこから継続的に登録ホテル、飲食店、お土産品店はやりながら、そこは登録次第、登録店舗ということで御案内の周知を図るために、ウェブ上にアップしていきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  市民が実際泊まれるようになるのはいつから? ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現状で最短で7月の中旬、7月の10日以降というふうな形でのスケジュールを考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  今、国も急いでGoToキャンペーン、これはやっぱり国外というのは無理だから、まずは国内でということの中で、力を入れていこうというのが京都、鎌倉、沖縄なんですよ。  そうすると、7月入っちゃうと一挙に来ますよ、沖縄。市民が泊まってるから、逆に観光客が泊まれない。こういう現状が出てくるんじゃないかなと僕は心配しているわけ。そちら辺どう考えますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  その7月等の動きについても■■■■■のほうに聞いたところ、まだほとんど動きがないということは聞いております。GoToキャンペーン自体も、現在事務局の応募を停止した中で、県をまたいだ移動については8月からと聞いておりましたが、若干遅れる可能性があるのかなというふうに思っているところです。  ダブリ感がすぐ反映されるかというところでは、■■■■■さんのほうの意見というと、感触的にはすぐに戻ってくるのかなというところは疑問視されていたところです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  そちら辺しっかり国の動向も見ながら、また本当に影響が出ないようなやり方、これは市民が利用できるのは8月いっぱいだった?いつまでだった? ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  現在2か月程度というのを考えております。クーポンの配布状況にもよると思いますが、できれば暦の連休等も見ながら、利用しやすい方法を考えたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)
     お疲れさまです。  先ほどの質疑の中から明らかになりましたけれども、今回市長と議長に対する要望書を出された■■の加盟施設が83施設、全体で350件あるということで、全ての事業者も対象に、要件に合致すれば利用できますということが分かったわけです。  1点ちょっと伺いたいんですけれども、この■■以外にもホテル協会とかあると思うんですよね。要は重ならない別のところに入っているというホテルの組織もあると思うんですけれども、そのあたりは把握されていますか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  今委員のほうからありましたとおり、もう1つ沖縄県ホテル協会もございます。こちらは大きなリゾートホテルとかを中心に入っておりますが、■■■■■に以前確認したところ、両方に入っている組合員もいらっしゃいますし、片方だけだよというところも聞いてございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  やはり多くの事業者さんに参加してもらうための丁寧な取組、周知、必要だと思うんですけれども、今回の要望書を出された組合だけじゃなくて、違うところにも、協会、これは県ですけれども、その協会に入っていて組合に入ってないところで、那覇市の事業者についてもしっかり声をかけていく必要があると思いますので、そこはしっかり対応していただきたいと思います。  答弁求めます。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  委員の御意見を伺いまして、情報提供ですね。ホテル協会のほうにもさしあげたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  平良聡子委員。 ◆委員(平良識子)  終わります。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  先ほどGoToキャンペーンの絡みで観光客の数が増えるだろうと委員からの質問もありましたけれども、6月19日以降から人の移動が活発になるだろうということは予想されていると思うんですけど、そのGoToキャンペーン、政府との意見交換等を行った中で、観光客が増える可能性もある中で、那覇市内の宿泊施設、まだ予約件数が少ないという中での話なんですけど、国に情報確認をしたのはいつですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  国のほうに直接情報というのは確認しておりませんで、県をまたぐGoToキャンペーンを活用した移動というのは8月頃からということは報道等で承知しております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  分かりました。  質疑等でもありましたけれども、低価格の宿泊施設は食事等オプションをつけて価格を引き上げる。難しい。これは報道でも明らかになっているんですけれども、皆さんが言っている4,000円から5,000円にクーポンの額を引き上げれば宿泊数も増加するという根拠と、また対象外になっている宿泊施設が出てくることも懸念しながら、4,000円という割引価格の中で、宿泊を増加させるために打てる対策は考えましたか。この2点。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  1点目の、1,000円上げたことにより増やせるとの積算根拠、シミュレーションというのは直接的にはやっておりません。しかしながら、金額を上乗せすることにより、やはり市民が泊まりたいと思う気持ち、インセンティブをより高めることになるのではないかなと考えているところです。  もう1点、4,000円の宿泊施設に宿泊させるための取組等について何か検討、取組をしたかというところでございますが、これもこれからホテル組合とお話をさせていただきながら、先ほど言ったオプションをどのようにつけて5,000円以上に持っていくのかというところを、一緒にまた考えて取り組んでまいりたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  今のオプションの話で、バス協会さんから何かあったというお話がありました。じゃ、タクシー・ハイヤー協会とか、例えばマリン事業者など、その事業者、団体が那覇市に行かないと全くケアしないということですか。観光のアクティビティとか、オプションとしては様々考えられるわけですよね。だけど皆さんは、団体がお願いしますと行かないと全く聞く耳がないということですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  観光の関連事業者、かなり幅広い事業者がいると考えております。一つ一つの事業者に対してアプローチというのはなかなか難しいところでございます。ぜひまたそういったところで支援を希望される、もしくはこういったことをやっていただきたいというお話がございましたら、そこらを踏まえて、私どもも事業化の検討ができるのかというのは考えてまいりたいと思っております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  ちょっと冷たいなと。だから、先ほど様々委員からありましたとおり、低価格帯はオプションをつけろ。オプションはつけられない業者がいっぱいある。でも、そのオプションを考えるのはあんたたちよと。  それでは行政として経済を活性化させるとか、困っている業者を支援するという、そこの大事なところに行っていないんじゃないかなという気がするんですけど、そこで新規クーポン事業の実施、スタートで判断基準が示されないと質疑でもありましたけれども、この基準を準備しなかったのはなぜですか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  実施の判断基準と言いますか、今が小康期という位置づけをしております。実施に関しては、今やるべき時期だなという判断は持っているところです。  途中で中断するとか、そういったところの判断については、市中感染の状況等を踏まえて、こちらは那覇市の危機管理対策本部等の判断、もしくは県とか、そういった状況を踏まえながら判断していく形になるかなと思います。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  今が実施時期だろうと思って、じゃ泊まれるのが早くて7月10日、でも、GoToキャンペーンで観光客が増えるだろうと予想もするわけですよね。  そんな中でシミュレーション、第2波が来るだろうということをしていない。もう一方で、予算の執行という形では、今のところ予定では2か月。  そうなると計画性がないように思えるんですけど、こういうことをシミュレーションしてから議会に提案すべきだったんじゃないですか。 ○委員長(前田千尋)  高宮修一副部長。 ◎経済観光部副部長(高宮修一)  現在県のほうでも、フェーズ2と言うんですか、そちらの小康期に入って、次への展開という部分に進んできている部分もございます。新聞報道によりますと、40道府県で観光割引キャンペーンが始まってるという状況でございます。  そういった中で県のおきなわ彩発見キャンペーンが始まったんですけれども、実際に始まってみると、那覇を選択する市民の方、県民の方が少ないと。那覇のホテルに予約が入っていないという状況もございます。そういった中で、今ホテルがどうにか誘客したいという部分がございますので、そういった中で、今この時期というふうに考えてございます。  今後どのような状態になるかというのはしっかり様子を見ながら、進捗管理をやっていきたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  皆さんの話を聞いていると、ホテル業者さんを救いたいと言っているけど、じゃそれを救うのはどこですかと。小さいところは救えるかどうか分からない。オプションを考えてという。その辺がちょっと市民の皆さんが理解できるかどうかが分からないんですよね。質問して答弁を聞いていても。  そういったところで、例えば今予算が少ないから小さい企業を救えないというのであれば、もうちょっと予算があればそこに手当てができると仮定した場合に、那覇市として、県に何とか連携の話とか、県から情報をもらったとか、そういうことを県に対して直接要望とかはしていますか。 ○委員長(前田千尋)  赤嶺文哉課長。 ◎観光課長(赤嶺文哉)  県のほうがこういった感じの旅行に関する割引の取組をするという情報を新聞報道で確認しまして、議会での県との連携という話もございましたので、何度か事業の内容について、事業スキームが分かりましたら情報提供くださいという形でお願いはしていたところです。  しかしながら、実際我々も情報を把握したのが報道等で、本当におきなわ彩発見の直前という形になりまして、その段階で我々まだ事業自体もスタートしていない中では、なかなか事業スキームが合わなかったというところが実際のところでございます。 ○副委員長(吉嶺努)  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑はございませんか。                  (「進行」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に、経済観光部なはまち振興課関係分について、武元清一なはまち振興課長、説明をお願いいたします。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ハイサイ。第4号補正予算のうち、なはまち振興課分について御説明申し上げます。  お手元の補正予算及び予算に関する説明書の8ページを御覧ください。  第7款商工費第1項商工費2目商工業振興費中、右端の欄にある那覇市商店街新型コロナウイルス感染症対策支援事業につきまして、財源更正による補正となってございます。
     財源更正の内容としましては、予算1,812万1,000円の全額が一般財源であったものを、うち1,080万円を国庫支出金、新型ウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に振り替える更正でございます。  以上でございます。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。                  (「進行」と言う者あり)  ないですか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  御意見ございませんか。よろしいですか。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  先ほどの観光課の市内宿泊・飲食等消費促進クーポン事業については、議論を聞いていて、まだホテル、旅館の中で利用度に温度差があるような、恩恵を受けるところとそうでないところが出るような感を受けました。  また、先ほどの国の事業、GoToキャンペーンとの関係でどうなるのかなという不安、そちら辺の精査が非常に少ないように感じた次第、皆さんの議論を聞いていて思った次第です。  あとあればどうぞ。 ○委員長(前田千尋)  ほかに御意見ありませんか。  上原安夫委員。 ◆委員(上原安夫)  今、桑江委員からクーポン事業での意見が出ました。私は質疑を聞いていて、まずは一番大打撃を受けた業種の皆さんからの要請に応えて、行政として支援策ということでは、まず実施してみることが大事だなというふうなことを思いました。  いろいろ広報、周知に関しても、パンフレットを作成したりして、うまく市民の皆さんがそれを活用できるようにということでの工夫もされているなという形で、期待はされるんじゃないかなと思いました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに御意見ございませんか。  よろしいですか。  吉嶺努副委員長。 ○副委員長(吉嶺努)  クーポン事業に関して、質疑の中での答弁でも、やはりスケジュール、GoToキャンペーンが始まる事業実施は7月10日ぐらいで、6月19日から移動の自由が出てくる。それでいて那覇市民が泊まれるのは2か月ぐらい。  ちょっとスキームが成り立っていないのかなという印象と、あとは観光関連業者の選別ができていないというのはちょっとお粗末かなと。マリンスポーツもあるし、レンタカーもある。少し考えれば分かる。飲食とお土産品店もある。まちまーいもある。少し考えれば分かることを、そこまで未着手というのは少しお粗末だなという印象でした。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに御意見ございませんか。  まだ発言されてない方はよろしいですか。                     (意見なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入室) 【厚生経済常任委員会】 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより厚生経済常任委員会を開会いたします。  初めに、議案第76号、工事請負契約について(第一牧志公設市場建設工事(建築))を議題といたします。  武元清一なはまち振興課長、説明をよろしくお願いいたします。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ハイサイ。議案第76号、工事請負契約について、提案理由を御説明申し上げます。  お手元の追加議案書の1ページを御覧ください。  この案は、第一牧志公設市場建設工事(建築)の工事請負契約でございます。工事内容は、老朽化した第一牧志公設市場の建て替え工事を施工するものでございます。建物の構造は鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造で、延べ床面積5,577.69平米、地下2階、地上3階、塔屋1階の規模となってございます。  工事請負契約につきましては、令和2年5月26日開札の制限つき一般競争入札の結果、請負金額26億3,670万円で國場組・大米建設共同企業体、受注代表者、株式会社國場組代表取締役玉城徹也が落札をし、令和2年6月5日付で仮契約を締結してございます。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  確かこれは2回入札が不落で、今度3回目で落札をされたと思いますけれども、当初の予定価格より幾ら増えたのか、再度確認させてください。 ○委員長(前田千尋)  武元清一なはまち振興課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  2億5,520万円でございます。予定価格ベースです。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  当初の予定価格よりは2億5,000万余り大きくなったということですか。当初というのは、1回目よりもということで理解していいですか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  ちょっと休憩よろしいですか。 ○委員長(前田千尋)  休憩します。 ○委員長(前田千尋)  再開します。  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  予定価格でお示しをしている金額の上では2億5,520万円と、今お答えしたとおりでございますけれども、先般の議会のほうで提案をさせていただきました予算の上ではもう少し大きな金額を、ほかにも予備費ですとか、設計変更に伴う財源も必要でございますし、設備費等のものも含まれておりますので、それらを含めると2億5,520万円よりも少し大きい金額を提示してございます。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ここのところ県も含めて那覇市もですけど、入札の不落というのがかなりの割合で出てきているということ、そちら辺、今回2回も不落になったという原因はどのように捉えていらっしゃいますか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一なはまち振興課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  お答えいたします。  当初予定をしておりました金額と、今回再度提示をさせていただいた金額との間には、時期において半年以上の期間がございます。その間に、統計のデータを調べてみましても、随分工事単価が上がってございます。恐らく、原因はよく分かりませんけれども、市場の価格の中でも相当大きな動きがあったものと考えておりまして、それが2回の不落につながって、我々も金額を調整しなければならなかったと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  原因はよく分かりませんでしたけれどもということはあり得ないんじゃないの。それをやっぱりしっかり精査しないと次に生きないんじゃないの。どうなの。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)
     建築に限っては2億5,500万増やしております。こちらに関しては、1回目の不調は入札参加者がいなかったということで、2回目に不調になったときに業者ヒアリングをしました。そうすると、那覇市の積算と業者の積算に価格差が生じているということで、この辺の原因を探って、再度必要なものは見積りを見直したり、交通誘導員もこの人数では足りないという指摘もありましたので、そういった人数も増やして、その結果2億5,000万ほど予定価格を上げて、3回目の入札には2億5,000万ということで発注しています。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ですから、当初の見積設計価格が非常に甘かったんじゃないかという見方をしているんですけれども、ヒアリングの中で調整をされたというんですけれども、それはお認めになりますか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  当初の見積りが甘かったのではないかというお話でございますけれども、当初の価格を作る際にも市場の動向を含めた設計調査を依頼しておりまして、それに基づいて見積りを作ってございます。  当時の見積りの価格を後々明らかになる市内における工事の建築単価と比べてみても、それほど大きな差があるわけではないんですよ。ですので、当時の時点でお作りをさせていただいた見積価格というのは、それほど妥当性を欠くものではないと考えております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  ですけれども、結局応札する業者がいなかったということでしょう。  それは当然、いろいろ新聞等を見ると、今の人手不足の問題とか、資材の高騰の問題とかあったかと思うんですよね。そちら辺は先ほど言っていたように、この半年間でかなり変動があったのかなという話なんですよね。そちら辺はしっかりと精査をして、今後の考え方に生かしていただきたいなと思っています。  僕は前にも言ったんですけれども、これは令和元年度の事業で、今2年度になっていますけども、そちら辺はどうなっていたのかな。これは明繰りになっちゃうの。どうなんですか。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  令和元年度に予算は組んで、これは明許繰越をしております。令和2年度に債務負担行為の変更をいたしまして、予算的には5億円増をして行っております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  明許繰越の場合には、その年度内に完成しなければならないんじゃないかと思うんだけど、これはあと2年ぐらいかかる工事でしょう。そちら辺は特に問題ない、大丈夫ですか。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  予算的には、当初から入れますと3年にまたがっているんですけど、債務負担行為と同じように各年度、各年度、予算が配分されていますので、その予算を執行すれば繰越しにはならないということで、今年度の予算としては令和元年度の繰越予算と令和2年度の繰越予算がついていますので、こちらを満額執行すれば繰越しにはならないというふうになっております。 ○委員長(前田千尋)  桑江豊委員。 ◆委員(桑江豊)  分かりました。  非常に大事な事業ですので、しっかりお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  当初から非常に難工事になるだろうと言われている狭隘な場所で、結果的に県内の大手企業のJVで組んだ、非常に夢のあるような企業体で落札していただいたという、そこまで取り組んでいただいたというのは本当にお疲れさまでした。  まず2億5,520万円、1回目とプラスオンで増額しているわけですけれども、業者からのヒアリングもしたということなんですが、ちょっと細かくなるかもしれませんけれども、何を見直して調整した金額になったのか伺います。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  先ほど少しお伝えしておりますけれども、増額した内訳としましては、鉄骨がメインになりますけれども、鉄骨の工事費の部分で1億3,000万ほど大きくなっております。それから、共通の仮設費というのがございますけれども、こちらのほうでも3,000万ほど大きくなってございます。それから、先ほどもありましたけれども単価の見直しを少し行って、例えばコンクリートの工事ですとか、防水の工事ですとか、少し細かいんですけれども、こういったものも1億円ほど差分が出てございます。  また、減ったものもございまして、資材置場的なものをどこに置くか非常に課題ではあったんですが、私どものほうで調整をさせていただいて、そちらを本当に借りるとすれば業者さんが3,000万、4,000万持ち出さないといけないところを我々のほうで用意をしているので、そこでも調整が出て、都合2億5,520万円の差分となっております。  以上でございます。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  あと、当初の入札から半年ずれましたので、今後の整備スケジュールにどのような影響があるのかどうか伺います。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  当初の予定は2月定例会で議会承認をもらって、令和3年度末に完成するということで、今回、6月定例会となりましたので、実質3か月ほど短くなっております。  工期的には23か月が、今回20か月というふうに工期の短縮を図って、できる限り工期短縮を図りながら、スケジュールどおり現時点では進めたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  当初23か月の工期スケジュールから20か月に工期短縮というのは、望ましいかもしれませんけども、実際何を3か月短縮できるんですか。何を短縮するのか、教えていただけますか。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長。 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  今回の工事は、基本的には旧の地下部分のまだ解体工事は終わっておりません。あと先ほど説明がありましたように地下ピットとかも造りますので、大分地下工事が多いんですけど、こちらのほうはできる限り縮めたいと考えております。ただ不確定要素としては、やはり天候に左右されますのでその辺が不確定要素ではあるんですけど、できる限りその辺の工期を短縮して何とか20か月で完成させたいと、現実的にはそのとおり進めたいと考えております。 ○委員長(前田千尋)  平良識子委員。 ◆委員(平良識子)  頑張ってください。  以上です。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  すみません。ちょっと聞きたいんですけど、これ全体で幾らぐらいかかるんですか。総工費というんですか。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  建築工事、設備工事、エレベーター工事とかあるんですけど、それらもろもろ合わせて約37億9,000万円、予算的にはそのように組んでおります。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  例えば人件費、先ほどのガードマンとかそういった方々とかに対するものでももっと予算かかりますよね。総工費に警備員とかの人件費は入っていますか。 ○委員長(前田千尋)  狩俣輝夫室長 ◎なはまち振興課第一牧志公設市場建設室長(狩俣輝夫)  それらの工事に係る警備の人件費含めて、予算的には設計変更等も起こり得るということで、37.9億円を予算的には組んでおります。 ○委員長(前田千尋)  奥間綾乃委員。 ◆委員(奥間綾乃)  ありがとうございました。 ○委員長(前田千尋)  ほかに。  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  先ほど地下工事、地下のほうの話をされていたんですけれども、ちょっと聞いたところだと、地下のほうに貯水タンクを造る予定とかで、心配されていたのは、そこが湿地帯というか沼地というか軟弱地盤なんですよね。  地下にそういったものを造るというところで、大雨だったり何だったりとかといった場合の浸水とか、そういったのをすごく心配してる方がいたんですが、今後そこら辺工事しながら、掘ってみるとまた水がすごく出てくるとか、そういったところで工事が難しく、さらに何か対応しないといけないような状況というのも考えられるのかなというふうにちょっと思うんですが、その辺の対応というのはどうなっていますでしょうか。 ○委員長(前田千尋)  武元清一課長。 ◎なはまち振興課長(武元清一)  おっしゃるような懸念はあると思います。またそういう話も聞いております。  ただ、当然ではありますけれども、軟弱地盤、しかも近くに水源に近いものもあって、湧水浸水のおそれがあるということも踏まえて、適切な工法ですとか、先ほど議員からもありましたけれども難工事になるんじゃないかということも織り込んだ上で、私どもも期間を設定し発注してございます。
     受ける側も、最適な工法ですとか、注意を払いながら実施をしておりますので、心配ではあるんですけれども、それをクリアするためのいろいろな手はずを整えて工事に臨んでいると、こういうことになってございます。 ○委員長(前田千尋)  上原仙子委員。 ◆委員(上原仙子)  しっかり取り組んでいただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(前田千尋)  ほかに質疑ございませんか。                     (質疑なし)  よろしいですね。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者入替え) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に議案第68号、那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  ハイサイ、よろしくお願いいたします。  議案第68号、那覇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  議案書の27、28ページ、当日配付資料の1ページになります。  今回の条例改正については、新型コロナウイルス感染症の影響を理由とする減免の申請期限についての特例、遡及適用を定めるものですが、その前に当該減免の詳細について説明いたします。  新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した国保被保険者への対応として、国が示す基準に従い保険税を減免した場合、国がその全額を財政支援することとなったため、本市は令和2年5月26日に保険税減免取扱要領を制定し、国民健康保険税の減免を実施しております。  減免の内容については、配付資料の1ページ、①新型コロナウイルス感染症により主たる生計維持者が死亡し、または重篤な傷病を負った世帯の場合は保険税を全額免除となります。  ②の(1)新型コロナウイルス感染症の影響により主たる生計維持者の収入が前年に比べて10分の3以上減少する見込みで、前年の所得が一定以下の場合、②の(2)(3)になります。この場合は一番下の段、減免対象保険税額に前年の合計所得金額の区分に応じた減免割合を乗じて得た額を減額することとなります。なお、主たる生計維持者の事業等の廃止や失業の場合には、前年の合計所得金額に関わらず、対象保険税の全部を免除いたします。  減免の対象となる保険税については、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限が設定されているものとなっております。  条例改正の説明に戻りますが、議案書の28ページの新旧対照表です。  改正前の条例では、減免の申請期限について、納期限前7日までの申請となっておりました。このままでは令和2年2月以降の既に納期限が過ぎている保険税について減免の申請ができない状況となっております。  そこで新たに付則第15項を設け、新型コロナウイルス感染症の影響を理由とする減免に限り、令和2年2月から8月に納期限が設定されている保険税については、申請期限を本年8月31日までとし、条件に該当する市民を最大限受け入れられるよう条例を整備するものでございます。  以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。                  (「なし」と言う者あり)  質疑ございませんか。 ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  次に議案第69号、那覇市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  崎濱秀司国民健康保険課長、説明をお願いいたします。 ◎国民健康保険課長(崎濱秀司)  引き続きよろしくお願いいたします。  議案第69号、那覇市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  議案書29ページ、30ページ、当日配付資料は裏の2ページになります。  今回の改正は、沖縄県後期高齢者医療広域連合において、同広域連合後期高齢者医療に関する条例が本年5月15日に一部改正され、給与等の支払いを受けている後期高齢者医療の被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合、または感染が疑われる場合に傷病手当金が支給されることが規定されたため、その支給のための申請書の提出を受け付けるための規定を整備し、併せて字句の整理を行うものでございます。  配付資料の2ページをお開きください。真ん中の支給要件、支給額につきましては、労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間のうち、労務に就くことを予定していた日について、直近の継続した3月間の給与収入の合計額を就労日数で除した金額、これは直近3か月間の1日当たりの給与になりますが、その3分の2をその日数分支給するものでございます。  適用期間については、本年1月1日から9月30日までとなっております。  なお、本市におきましては申請書提出の受付や相談などを行い、支給決定等については広域連合が行うこととなっております。  以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(前田千尋)  これより質疑に入ります。  質疑ございませんか。                     (質疑なし) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、本件につきましてはこの程度にとどめておきます。  休憩いたします。                  (休憩中に答弁者退室) ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  これより議員間討議に入ります。  御意見ございますか。                  (「なし」と言う者あり) ○委員長(前田千尋)  ないようでありますので、討議を終了いたします。  休憩いたします。 ○委員長(前田千尋)  再開いたします。  以上をもちまして、本日の厚生経済常任委員会分科会の日程は全て終了いたしました。  次回は6月18日・木曜日、予算決算常任委員会終了後、本日と同じこの場所、議会会議室にて厚生経済常任委員会・分科会を開催しますので、委員の皆様は御参集ください。  本日はこれにて散会いたします。                             (午後1時00分 閉会) ───────────────────────────────────────  那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。   令和2年(2020年)6月16日    厚生経済常任委員会 委員長 前 田 千 尋 (備考)   ・本文中「■■■■」の表記については、那覇市個人情報保護条例第12条の2の不開示情報に該当するため掲載していない。...